小食であまり食べられない人は、食事の時に少しずつほおばって食べているのではないでしょうか。
もしそうなら、それが原因でたくさん食べれないのかもしれません。
「一口で頬張る量」と「全体の食事の量」は密接に関連しているという研究結果があります。
その研究から、小食でもたくさん食べれる方法を考えてみます。
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たくさん食べるには一度にたくさんほおばるのが大事!?
ある大学の研究によると、一口で口に含む食事の量が少ないと食事全体の量が少なくなり、一口で口に含む食事の量が多いと食事全体の量が増えるということがわかりました。
その原因は、一度にたくさん食べると自分の食べた食事量を脳が錯覚するからとのこと。
一口でたくさん食べることで、全体の食べた量を錯覚し、過小評価してしまう傾向があらわれたのです。
その実験では一口でたくさん食べたグループの方が、約3割も食事量が増えました。
もし小食で悩んでいるとしたら、一口に食べる量を意識的に多めにすれば、自分でも気づかないうちにたくさん食べることができるかもしれませんね。
ですが注意もあります。
一度にたくさん食べると、喉に食べ物が詰まってしまうかもしれません。悪くすると窒息してしまうことも。
特に喉の機能が低下している高齢者は危険です。
消化の悪いものは一度にたくさん食べない。たくさんほおばっても、よく噛んでから飲み込む。そんな風にして食べた方が安全です。
あくまでも無理のない程度で、ちょっとだけ多めに食べるのがポイントではないでしょうか。