健康的に太る食事

おやつにチョコレートを食べると太れない理由とは!?

アメリカで発行されている医学の専門誌に紹介されたデータによると、「チョコレートをたくさん食べる人は太りにくい」ということがわかりました。

チョコレートはカロリーが高いし手軽に食べれるので、「体重を増やしたい」「太りたい」と思っているのなら好んでおやつに食べている方も多いかもしれません。

でもそれは逆効果かもしれません。

なぜ、チョコレートは太りにくいのでしょうか?

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チョコレートを食べても太らない!?

このチョコレートに関するデータは、アメリカ在住の20~80歳の男女1,000人を対象としたサンプル調査です。

調査の結果、1日にチョコレートを食べる回数が多い人ほど痩せている、ということがわかりました。

 

チョコレートといえば、カカオポリフェノールがたくさん含まれていて、その健康効果が注目されています。

健康のためにカカオの含有量を高めた「ハイカカオチョコレート」が発売されて、近所のお店でも手軽に購入できるようになっています。チョコなのに甘くなくて、甘いものが苦手な方でも食べられます。

ですが、先ほどの実験ではチョコレートの種類は関係ありませんでした。

ミルクチョコレートでも、ブラックチョコレートでも、ハイカカオチョコレートでも関係なく、ただ1日のうちにチョコレートを食べる回数が多い人が痩せている傾向があったのです。

なぜ、チョコレートを食べると痩せるのか?

なぜ甘くて高カロリーのチョコレートをたくさん食べると痩せるのでしょうか?

一説には、チョコレートの中に代謝を活発化する成分が含まれているといわれていますが、その真偽は不明です。

ポイントは”1日で何度もチョコレートを食べている人が痩せている”ということではないでしょうか。

 

チョコレートはごく少量でも高カロリー。それを1日に何度も食べると、1日を通して空腹感を感じにくくなるのです。

そのため、朝・昼・晩の食事量が減ってしまう。

その結果、1日のトータル摂取カロリーが少なくなってしまう可能性があります。

チョコレートは太れない!!

というわけではありません。チョコレートは小分けにされていて食べやすいので、1日に何度も食べちゃう。その結果、満腹感が得られて、食事量が減ってしまうから太れないのです。

チョコレートは健康食!

 

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、動脈硬化を防いだり、認知症の予防効果があったり、ストレスの軽減作用があったり、高血圧を予防したり、さまざまな健康効果を持っています。

食べないなんてもったいない。

1日に何度も何度もチョコレートを食べずに、1度にたくさん食べる方が効果的に太れるのではないでしょうか。

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