イスラエルとシンガーポールの大学の研究者が発表した論文によると、人工甘味料の摂取が腸内細菌に悪影響を及ぼし、広範囲な健康問題を引き起こす可能性があるとのこと。
この共同研究で検証されたのはアメリカのFDA(米食品医薬品局)が認可している6種類の人工甘味料です。
- アスパルテーム
- スクラロース
- サッカリン
- ネオテーム
- アドバンテーム
- アセスルファムK
FDAが認可しているだけに、いろんな安全性試験をクリア済み。
基本的にはとっても安全な甘味料といわれています。
人工甘味料は砂糖よりも圧倒的にカロリーが低いのに、砂糖よりも遥かに甘い。
そんな特徴を持っているので、アメリカはもちろん、日本のお菓子や清涼飲料水にもたっくさん入っています。
一般的に使われている人工甘味料ですが、痩せていて太りたい人、たくさん食べても太りづらい人は、摂取のし過ぎに注意した方が良さそうです。
人工甘味料の摂取しすぎで腸内細菌のバランスが崩れたら、食べ物を消化吸収しづらくなってしまうでしょう。
便秘や下痢が増えたり、食べ物の消化吸収率が低下してしまうかもしれません。
人工甘味料がたくさん含まれている食品は?
では、普段の食生活で避けた方がいい、腸内環境を悪化させる食べ物を紹介します。
☆腸内環境のためにも避けた方がいい食品リスト
- ジュース(清涼飲料水)
- 缶コーヒーやスポーツドリンク
- ガムやキャンディ
- ゼリー
- カップ麺
- ベーコンやハムなどの加工肉
ここに挙げた食品には、人工甘味料がたくさん含まれています。
人工甘味料は安全性が確かめられているものの、今回紹介した研究のように、健康絵の悪影響を指摘する研究結果もたくさん存在します。
少しくらいならいいでしょうが、人工甘味料がたくさん含まれた食品ばかりを食べるのは避けた方がいいでしょう。
健康的に太りたいのなら自然の甘みを摂取しよう
健康的に太りたいのなら、天然由来の甘みを使ったお菓子やデザートを楽しみたいもの。
- ブドウ糖
- 果糖
- オリゴ糖
- 和三盆
- 黒糖
- 三温糖
- 蜂蜜
- メープルシロップ
このような人工的でない”甘み”であれば、腸内細菌のエサにもなりますし、適切に高カロリーを摂取できるので体重が増える助けにもなります。
特に下痢や便秘気味であったり、胃腸の調子が悪くなりがちな人は、人工甘味料の摂取を控えた方がいいですね。
天然の砂糖などを使えば、より健康的に、確実にカロリーを摂取できると思います。