健康的に太る基礎知識

虚弱体質で食欲がわかない場合の4つの改善方法

体力がなくて疲れやすい、ストレスですぐ下痢になるという方はもしかしたら虚弱体質かもしれません。

「虚弱体質」とは病名ではなく、症状名です。

胃腸が弱く食が細い、食べ物を食べなくてはいけないけれど食欲がわかない、疲れやすくて風邪をひきやすい、冷え性がヒドイ、そんな症状を総合して虚弱体質と呼びます。

虚弱体質で食べる気が起きない…食べたとしてもすぐにお腹いっぱいになってしまい、たくさん食べれない…そんな虚弱体質で食欲がわかない場合の4つの改善方法を紹介します。

スポンサーリンク

健全な食欲を取り戻す4つの方法

虚弱体質改善のために食生活を見直す

虚弱体質への有効な対策として、まず食材を厳選して食べることが挙げられます。

豚肉やウナギなどビタミンB1を含む食材は疲労の元になる乳酸をエネルギーに変えてくれるので、意識して摂ると虚弱体質の改善に繋がります。小食だったとしても、料理のときに味を少し濃くすると食欲もわきますし、香ばしい匂いで食べたい意欲も高まります。

滋養強壮効果のある山芋、貧血を予防してくれる鉄分を多く含むレバーやほうれん草などもおすすめです。

カレーに混ぜたり、スープにしたりと自分が食べやすい方法で少しずつでも摂取するように心がけましょう。

無理してたくさん食べると、それが原因で体調不良になってしまうかもしれません。

食べれるときに可能な分だけ食べるのがポイントです。

虚弱体質改善のために漢方を利用する

食生活を見直すことよりも簡単な方法としては、漢方薬を飲む方法があります。

漢方の世界では万病に対して効果のある、さまざまな生薬が存在します。もちろん虚弱体質向けの漢方薬もあり、お茶の代わりに飲めば良いので食欲が無いときでも摂取することができます。

漢方薬は、昔から様々な症状が改善されてきた実績があります。西洋薬に比べて副作用の危険性も低いので、日常生活のなかに手軽に取り入れられるでしょう。

虚弱体質改善のための漢方は、近くの漢方薬屋さんに相談すれば、自分に合った生薬をブレンドしてくれるでしょう。ですが、市販の漢方薬の中にも虚弱体質改善効果があるものがあります。近くに専門店がない場合は、このような漢方を購入して使ってみるのも良いでしょう。

関連記事:痩せすぎ・虚弱体質・食欲不振を漢方で改善しよう!

有酸素運動を心掛ける

ウォーキングやジョギングといった有酸素運動も効果があります。

体が弱いというと、ジムにいって体を鍛えたりきつい筋トレをした方が体が丈夫になりそうなイメージがありますが、虚弱体質の人はいきなりハードな運動をしても体を壊す危険があります。ですから、適度な運動をして少しずつ体力を付ける方が向いています。

運動をすることで、血液循環が良くなって酸素や栄養が身体中に届けられます。それにより、抵抗力のある丈夫な体になります。毎日続けるのは大変という場合は、駅まで歩いたり階段を使うなど日常生活の中で取り入れられることから始めると良いでしょう。

それが習慣となれば自然に虚弱体質が改善されますし、運動によってカロリーが消費されるので、お腹もすいてくるでしょう。

質の良い睡眠をとる

慢性的に睡眠不足の状態だと、疲れやストレスが解消されずに溜まる一方。

そうなると空腹感もあまり感じられなくなります。その結果、食が細くなり、それが虚弱体質に拍車をかけ…と、完全な悪循環に陥ってしまいます。

睡眠時間が6時間未満の場合は要注意。意識して睡眠時間を7~8時間とるようにすれば、疲れやストレスが軽減して、自然と食欲が湧いてきたり、風邪をひきにくい体質になるでしょう。

まとめ

滋養のある食べ物を食べる、漢方薬を試してみる、軽い運動を心がける、しっかりと眠る、これらの”健康的な生活”を心がければ、ゆっくりと確実に身体が丈夫になっていくでしょう。

食欲もわいてきて、痩せすぎ体型の改善に繋がると思います。

丈夫な体を手に入れることができれば、肌もキレイになるし、お通じもよくなるし、ちょっとの運動で息切れすることもなくなるでしょう。悩んでいたさまざまな症状も改善するかもしれませんね。

-健康的に太る基礎知識