効果的に太るサプリメント 女性向けふっくら太る方法

バストアップサプリメントを飲んで効果のある人と、飲んじゃダメな人の違いとは?

世の中にはたくさんのバストアップサプリメントが発売されていますが、その多くが「女性ホルモンの分泌をサポートする」という内容になっています。

サプリメントは薬ではないので、直接的にバストを大きくする作用はありません。

とはいえ、まったくの無駄というわけではありません。

栄養不足で女性ホルモンの分泌が減っているとしたら、バストアップサプリメントを飲むことで体調が改善する可能性もあります。

 

それを踏まえたうえで、バストアップサプリメントも飲んではいけない人、飲んでも効果のない人について説明したいと思います。

バストアップサプリメントを飲んで効果がある人と、効果がない人との違いとは何なのでしょうか?

スポンサーリンク

バストアップサプリメントを飲んでいい人、悪い人

サプリメントは「健康補助食品」や「栄養補助食品」とも呼ばれています。

つまり、あくまでも補助的な存在というわけです。

例えば健康維持に必須のビタミンやミネラル類を、すべてサプリメントを飲んで摂取していたら…?

サプリメントの錠剤だけ飲んでれば大丈夫というわけではないですし、健康によいはずありませんね。

 

あくまでも補助的な役割である…これはバストアップサプリメントにもいえるでしょう。

イソフラボンの摂取量がポイント

バストアップサプリメントは、女性ホルモンのエストロゲンと働きの似ている「イソフラボン」や「プエラリア・ミリフィカ」といった成分がたくさん配合されていいます。

これらの女性ホルモンと似た働きをする成分を摂取することで、ホルモンバランスの乱れが改善したり、バストアップ効果が期待できますが…あくまでも補助的な摂取が基本です。

 

まず最初に結論を。

バストアップサプリメントを飲んで効果のある人は…普段からイソフラボンの含まれる大豆製品をあんまり食べない人や、大豆製品が嫌いな人。体質的に女性ホルモンの分泌が少ない人。

バストアップサプリメントを飲んで効果のない人は…普段から納豆や豆腐などのイソフラボンが豊富な食品をよく食べている人。

 

イソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするからといって、たくさん摂取したから効果がアップするというわけではありません。

イソフラボンを普段の食生活でまったく摂取していない人が、その栄養の偏りを補正するためにバストアップサプリメントを飲むのは効果的です。ですが、普段からイソフラボンを摂取しているのに、それにプラスしてバストアップサプリメントを飲んでも効果は限定的になってしまうでしょう。

 

それどころか、イソフラボンの摂取のし過ぎは、健康に害を与える可能性すらあります。

イソフラボンには摂取の上限がある

2006年に内閣府食品安全委員会から「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」が通知され、大豆イソフラボンの1日の摂取目安量の上限値が設定されました。

なぜ大豆イソフラボンの摂取上限が設定されたかというと、大豆イソフラボンの過剰な摂取によって健康に何らかの悪影響が現れる可能性があるからです。

 

サプリメントから摂取する、1日の大豆イソフラボン摂取量上限は30mgです。

サプリメントを含めた食事全体での、1日の大豆イソフラボン摂取量上限は70~75mgです。

 

この制限値は毎日毎日続けた場合に念のためやめておいた方がよいよ、という設定値。1日や2日くらい上限値を超えたからと言って、ただちに健康に悪影響を及ぼすわけではありません。

また、イソフラボンの過剰摂取が健康に悪いという科学的な根拠が示されたわけでもありません。一説にはイソフラボンの過剰摂取は乳がん発症のリスクを上昇させる、といった意見もありますが、逆にがん発症のリスクを下げるといった報告もあります。

サプリメントによるイソフラボンの摂取の影響は、まだまだ分からないことが多いんですね。

ですが、イソフラボンが普通の食生活ではあり得ないくらい大量に配合されているサプリメントが発売されている現状を鑑み、念のためこのような上限を設定したと考えられます。

食品のイソフラボン含有量は?

大豆製品に多く含まれている大豆イソフラボンですが、使われている大豆の種類や、加工の方法、商品によって、イソフラボンの含有量はかわってきます。

あくまでも参考までの数値ですが、豆腐一丁(350g)にはイソフラボンがおおよそ71.05mg含まれています。

納豆1パック(45g)にはおおよそ33mgのイソフラボンが含まれています。

味噌や醤油に納豆など、日本食には大豆がよく使われているので日本人の平均的な1日のイソフラボン摂取量は16~22mgくらいといわれています。

 

1日の大豆イソフラボン摂取上限は70~75mg。

つまり、日本人の平均的な食生活を送っているとしたら、補助的にバストアップサプリメントを飲むのもアリということになります。

大豆製品が嫌いで、普段はまったく食べない、そんな食生活を送っているとしたら、むしろ積極的にバストアップサプリメントを飲んだ方がいいかもしれません。

ただし、普段から納豆や豆腐が大好きでよく食べるということなら…あえてバストアップサプリメントを飲む必要もないのではないでしょうか。

バストアップサプリメントまとめ

普段からよく大豆イソフラボンを摂取している人は、たとえイソフラボン配合のサプリメントを飲んだとしても、その効果を実感するのは難しいかもしれませんね。

イソフラボン自体、生命維持に必須の栄養素ではありませんし。

 

一番効果的なのは、普段大豆製品などからイソフラボンを摂取する量が少ない方が、それを補うために飲むこと。

大豆が大っ嫌い!!

という方であれば、バストアップサプリメントにはイソフラボン以外にもたくさんの美容成分が含まれていることが多いので、オススメかもしれません。

 

厚生労働省が注意喚起しているように、とにかくイソフラボンをサプリメントから摂取する場合は、過剰摂取に注意する必要があるんですね。

 

イソフラボンの過剰摂取にも注意したいですが、バストアップサプリメントの多くに配合されている「プエラリア・ミリフィカ」という成分も注意が必要です。

次はプエラリア・ミリフィカの危険性と注意点について説明します。

バストアップサプリに配合されたプエラリア・ミリフィカの副作用に国民生活センターが注意喚起!!

プエラリア・ミリフィカとはマメ科の植物の根っ子から抽出された成分で、女性ホルモンと似た働きをします。

そのため、多くのバストアップ・サプリメントに配合されているのですが、近年、プエラリア・ミリフィカの過剰摂取による副作用の報告が多く寄せられているとのこと。

 

そこで国民生活センターは、2017年7月13日にプエラリア・ミリフィカを含む健康食品の摂取について注意喚起を行いました。

プエラリア・ミリフィカの健康被害は、2012年以降の5年間で209件寄せられていて、特に2015年以降に急増しています。

どのような健康被害が報告されているのでしょうか?

プエラリア・ミリフィカの副作用

プエラリア・ミリフィカを含むバストアップ・サプリやダイエット・サプリを摂取することで何らかの副作用が現れたという報告は、この5年で209件。

その被害で一番多いのが、嘔吐・腹痛・下痢などの消化器障害。

その次に多いのが、発疹・じんましんなどの皮膚障害。

その他にも、月経不順・不正出血などの月経に関する障害や、頭痛や乳房の異常、呼吸器障害も報告されています。

参照元:美容を目的としたプエラリア・ミリフィカを含む健康食品(国民生活センター)

 

プエラリア・ミリフィカの植物性エストロゲンには、大豆イソフラボンの1,000~10,000倍もエストロゲン活性が強い種類が含まれているとのこと。

そのため、過剰摂取によりホルモンバランスが崩れてしまうことがあり、それが様々な副作用を引き起こしてしまう可能性があるようです。

プエラリア・ミリフィカには強い女性ホルモン様作用を持つ成分が含まれており、これを含む健康食品を摂取した場合、期待している豊胸、痩身等の効果のみが得られるとは限らず、有害事象が発生する可能性もあります。

プエラリア・ミリフィカを含む健康食品の摂取により体調に異常を感じた場合は、直ちに摂取を止め、医療機関を受診しましょう。

国民生活センターはこのように注意喚起しています。

プエラリア・ミリフィカ配合のバストアップ・サプリメントには気を付けよう!!

プエラリア・ミリフィカが配合されたバストアップ・サプリメントを飲んだからと言って、必ずしも胸が大きくなるとは限りません。

バストアップ・サプリメントの商品広告を見ると、胸の大きなモデルさんが笑顔で微笑んでいて、あたかも胸が大きくなるというような印象を受けます。

ですが「このサプリメントにはバストアップ効果があります」と明記されたバストアップ・サプリメントの商品はひとつもありません。

 

なぜなら、そのような文言を表示すると”嘘”になるから。

 

プエラリア・ミリフィカが女性ホルモンと似た働きをするといっても、その影響で胸が大きくなるということは科学的に確認されているわけではないのです。

とはいえ、プエラリア・ミリフィカが配合されたサプリメントに何らかの強い作用があるのは間違いないようです。

効果のまったくない薬やサプリメントは、効能がないかわりに、何の副作用も発現しません。副作用があるってことは、それだけ良い作用がある可能性も高いということなのかもしれません。良くも悪くもそれだけの作用をプエラリア・ミリフィカが持っているとしたら、今後は規制の対象になるかもしれませんね。

とにかく、バストアップ・サプリメントを服用していて何らかの異常を感じた場合は、すぐに飲むのを止めた方がよさそうですね。

-効果的に太るサプリメント, 女性向けふっくら太る方法
-