カロリー密度(Calorie density)とは、食品のグラム当たりに含まれるカロリーのことを指します。
カロリー密度が高い食品は食べる量が少なくても高カロリーを摂取できるし、カロリー密度が低い食品はたくさん食べてもあまりカロリーを摂取できません。
痩せ型体型で太れない人の多くが、小食であまり食べられないことに悩んでいます。
たとえ少ししか食べられなくても、カロリー密度が高い食品を選んで食べれば、効率的に体重を増やすことができるでしょう。
カロリー密度が高い、太るのにオススメの食品を紹介します。
カロリー密度が低い食品と高い食品
まずはカロリー密度が低い食品、つまり食べても食べても満腹感は得られるのに太りずらい食品の特徴を簡単に説明します。
カロリー密度が低い食品は、水分や食物繊維が多いという特徴を持っています。
野菜全般、きのこ類、海藻類、果物などがカロリー密度が低い食品の代表です。これらの食品はたくさん食べても太りずらいので、ダイエット中に食べるのに適しています。
カロリー密度が高い食品は、食物繊維や水分が少なく、炭水化物・たんぱく質・脂質がしっかりと含まれています。
☆カロリー密度が高い食品まとめ
肉類:牛肉・豚肉・鶏肉
ナッツ類:アーモンド・カシューナッツ・ビーナッツ・クルミなど
穀物:パン・うどん・ジャガイモ・サツマイモ
乳製品:牛乳・ヨーグルト・チーズ・バター
食用油:オリーブオイル・サラダ油・ゴマ油
調味料:ソース・ケチャップ・マヨネーズ・その他のスパイスや調味料
乾燥フルーツ:レーズン、プルーン、バナナ
お菓子:揚げたスナック・クッキー・洋菓子や和菓子全般
健康補助スナック:カロリーメイト・1本満足バー・太るサプリメントなど
これらのカロリー密度が高い食品を積極的に選んで食べれば、たとえ小食だったとしても効率的にカロリーを摂取できるでしょう。
カロリー密度の低いサラダには、たっぷりとドレッシングやマヨネーズをかけて食べる。
肉類もしっかりと食べて、良質なたんぱく質を摂取する。
食後にはしっかりと乾燥フルーツやケーキなんかのデザートを食べる。
ちょっと小腹が空いたときは、おやつとしてミックスナッツを食べる。
外食の時でも、家で料理するときでもいいので、ちょっとだけカロリー密度の高い食品を選んで食べる。それだけでも十分!!
このような食生活を毎日続ければ、少しずつ、健康的に体重は増えていくでしょう。
効率的に太るために
ただ太りたいからといって甘いお菓子やジャンクフードばかりをバクバク食べていると、健康を害してしまうかもしれません。
ガリガリの痩せ体型だと風邪をひきやすく、骨も脆くなり、脳の機能が低下してしてしまうといわれていますが…だからといって不健康に太っては意味がありません。
たとえ小食だったとしても、エネルギー密度が高い食品をバランスよく食べることで、少量で、効率的に、健康的に太ることができるのではないでしょうか。
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