健康的に太る食事

冷え性を改善して健康的に太るために最適な食べ物は?

「冷え性」は全身の血流が悪くなり、特に足先や指先などの先端部分に”冷え”を感じる症状の事を指します。

男性よりも女性に多く、肩こり、胃痛、便秘、腰痛、肌荒れ、などの症状が併発することもあります。

特に冷え性に悩んでいて、胃痛や便秘の症状もあるとしたら、しっかりと食べてもちゃんと太れない可能性があります。

胃痛や便秘になっているということは、全身の血流が悪くなっていることにより、消化器官の機能が低下しているかもしれないからです。

そうなると、食欲は湧かなくなるし、食べ物を上手に消化吸収することもできなくなります。

それと同時に、身体が冷えると、それを補うために身体が”熱”を生産します。その際に余計なカロリーを消費するので、さらに太りにくくなります。

寒い国に住んでいる人が痩せているのは、体内で熱を作り出す必要があるため消費カロリーが多いから。暖かい国に太った人が多いのはその逆の現象が起きているからです。

冷え性の方はそれだけで消費カロリーが多く、太りにくいということになります。

 

つまり、冷え性の改善は、健康的に太るための”カギ”といっていいでしょう。

今回は、冷え性を改善して、しっかりと消化吸収できるようになるためにオススメの食材を紹介します。

スポンサーリンク

冷え性改善効果がスゴイ食べ物は!?

冷え性になると、足先や指先が冷えてしまい、ひどい場合には痛みすら感じます。

成人女性の半数以上が冷え性に悩まされているといわれていて、最近では男性の冷え性も増えています。

冷え性になると内臓まで冷えてしまい、その機能が低下してしまいます。その結果、便秘、下痢、消化不良、肌荒れ、肩こり、頭痛、倦怠感、などの症状に日々悩まされてしまうことに…。

そんな冷え性を改善するのに最適なのが舞茸です。

舞茸には「ナイアシン」と「βグルカン」という栄養素が豊富に含まれています。

これらの栄養素にスゴイ冷え性改善効果があるのです!!

舞茸の冷え性改善効果とは?

舞茸に含まれるナイアシンは血管を拡張し、血流を増加させる効果を持っています。血流が良くなれば全身の冷え性が改善しますし、内臓の冷えもなくなり、消化器官の働きもよくなるでしょう。

また、ナイアシンは脂質や糖質の代謝を助ける働きもあります。食べても太れないのは代謝が悪いという可能性もあります。ナイアシンを摂取すれば、脂質や糖質をしっかりとエネルギーとして吸収できる体質に改善できるかもしれません。

さらにナイアシンにはインシュリン合成をサポートするという働きもあります。血液に含まれる糖分を脂肪細胞にため込むにはインシュリンの働きが必要不可欠。ナイアシンは脂肪を貯め込むためのサポート効果もあるわけですね。

ナイアシンはキノコ類に多く含まれているのですが、キノコ類の中でも特に舞茸に多く含まれています。

キノコ類のナイアシン含有量

ぶなしめじ…6.6mg/100g

えのきだけ…6.8mg/100g

舞茸…9.8mg/100g

スーパーの食品売り場でよく売られているキノコ類のなかでも、舞茸は特に多くのナイアシンを含んでいます。

 

ナイアシンと同様に、舞茸にはβグルカンも豊富に含まれています。

キノコ類のβグルカン含有量

ぶなしめじ…1.8mg/100g

えのきだけ…0.24mg/100g

舞茸…2.3mg/100g

βグルカンは多糖類の一種です。βグルカンを摂取すると、腸内にある”デクチン1”というβグルカン受容体が刺激され、抗菌ペプチドが作られるのです。

そのため、βグルカンには抗がん作用や、免疫機能を活性化させる作用があります。

舞茸のオススメの調理方法は?

βグルカンは油で調理すると吸収力がアップします。

舞茸をそのままオリーブオイルなどで炒めて、塩コショウするだけの舞茸ステーキがオススメです。

 

また、舞茸みそ汁も健康的に太るためによいです。

発酵食品のみそは、酵素のチカラで食べ物の消化吸収を助けてくれます。

そこにナイアシンやβグルカンの含まれた舞茸があれば、より効果的に冷え性を改善してくれるでしょう。

まとめ

痩せすぎに悩んでいる方は、皮下脂肪が少ないために、普通の体型に人よりも余計に寒さを感じてしまうもの。

冷え性に悩んでいて、さらに太れなくて悩んでいるのなら、食生活の中で舞茸を積極的に食べるようにしましょう。

そうすれば、冷え性改善効果とともに、腸内環境も整い、免疫力もアップし、風邪をひきにくい丈夫な身体になるでしょう!!

-健康的に太る食事