参照元:東京ヤクルトスワローズツイッター
東京ヤクルトスワローズの公式ツイッターで効果的な減量方法と増量方法が紹介されていました。
これらは運動量の激しいプロスポーツ選手にとっての方法となりますが、とても参考になります。
ヤクルトスワローズ直伝の増量方法について、その詳細を紹介したいと思います。
ヤクルトスワローズの増量のための食事調整
糖質が不足しないように主食量を確保する
- 昼食事はめん類単品ではなく、めん類+ご飯
- 自主練前に必ずエネルギー(糖質)補給(エネルギー不足でトレーニングすると筋肉量が減ります)
- 一度にたくさん食べられない場合は捕食を活用
良質なたんぱく質(肉・魚・卵・乳製品・大豆製品)食品を組み合わせて食べる
練習・トレーニング後、すぐに食事を摂る
- 食事が難しい場合は、糖質とたんぱく質を捕食で摂る
- おすすめ捕食:糖質→ご飯、パン、フルーツ、たんぱく質→乳製品
とにかく主食(炭水化物)をたくさん食べる!!
ちゃんと良質なたんぱく質も食べる!!
激しい運動の前後にも食べる!!
食べることが太るための基礎であることがわかりますね。
炭水化物としてめん類とご飯を一緒に食べることを推奨しています。
おそらく、食べたらすぐに消化されるめん類と、消化にちょっと時間のかかるご飯を同時に摂取することで、消化器官に時間差で働いてもらうのを狙っているのかもしれません。
めん類だけ、あるいはご飯だけをたくさん食べるより、胃腸に負担をかけず、効率的に栄養を吸収できるでしょう。
特に気になるのは”捕食”というワードです。
捕食とは何なのでしょうか?
捕食とはなに?
東京ヤクルトスワローズの提唱する増量する方法の中には、捕食という単語が何度かでてきています。
たとえば「一度にたくさん食べられない場合は”捕食”を活用」という記述があります。
これは肉食動物が他の動物を捕まえて食べちゃうことではなく、スポーツ栄養学の専門用語です。
簡単に言ってしまえば、「栄養豊富なおやつ」ですね。
練習やトレーニング、試合などで身体を動かす前後に捕食をして栄養補給するわけです。
試合や練習の前に身体に負担をかけない程度に食べれば、脳や肉体にエネルギーを補給でき、集中力が増したりパフォーマンスが上昇します。
激しく身体を動かした後は体内のエネルギーが不足している状態に。また、汗を大量にかくとカリウムやナトリウムなどのミネラル類が不足してしまいます。
そのままにしておくと、疲労回復に妨げになってしまうでしょう。そこを捕食で補うわけですね。
プロスポーツ選手は3食しっかり食べたとしても、栄養が足りない場合があります。そんなときには捕食をして、栄養を補給する必要があるんですね。
捕食を活用して太る
無理をせずに効果的に太るためには、とにかく1日の食事回数を増やすのがよいです。
夕食だけ大量に食べるよりも、少しずつ何度も食べる方が、1日のトータル摂取カロリーが同じだったとしてもしっかりと身につくでしょう。
そんなときに、捕食はとても有効ですね。
オススメの捕食は??
オススメの捕食として、糖質を摂取するために炭水化物が豊富なご飯やパン、果糖が豊富なフルーツが勧められています。
フルーツにはビタミンや消化酵素がたくさん含まれているので、とくに良いのではないでしょうか。
たんぱく質を手軽に摂取するなら乳製品がお勧め。つまり牛乳やチーズ、ヨーグルトなどですね。
ヴィダーinゼリーやカロリーメイトなどの健康補助食品にもたんぱく質や糖質は含まれています。こういった手軽に食べられる健康補助食品を上手に使うのも良いのではないでしょうか。
まとめ
効果的に太るためにはたくさん糖質を摂取する。
ラーメンとご飯、お好み焼きとご飯、みたいなダブル炭水化物もとても効果的なんですね。
大切なのは良質なたんぱく質を組み合わせることです。
ちなみに「良質なたんぱく質」とは、体内で合成することのできない必須アミノ酸がバランスよく含まれた食べ物の事です。必須アミノ酸についてはこちらの記事で紹介しています。
激しく運動したのならしっかりと捕食するのが大切。
たとえ運動していないとしても、3食以外にも捕食で栄養補給することが増量のために大切なのではないでしょうか。