チョコレートは美味しいし、少ない量でもしっかりとカロリーが摂取できるので、体重を増やしたい人のおやつにオススメです。
ミルクチョコレート。
ブラックチョコレート。
ホワイトチョコレート。
チョコレートにもたくさんの種類がありますが、健康的に太るために一番オススメのチョコレートの種類は何なのでしょうか?
太るためにオススメのチョコレートの種類は?
まずは結論から。健康的に太るためにオススメのチョコレートは、以外にも「ブラックチョコレート」です。
なんとなく、普通のミルクチョコレートの方が甘くてカロリーが高そうだし、ブラックチョコレートはカロリー控えめの印象があります。
ですが実際はその逆。
ブラックチョコレートの方が高カロリーなのです。
その理由は、ブラックチョコレートにはたくさんのカカオマスが含まれているから。
カカオマスはカカオ豆を加工してペースト状にしたものです。
カロリーの高いカカオ脂肪分が多く含まれているし、ポリフェノールもたっぷりと含まれています。
砂糖(糖質)は1グラムで4キロカロリーですが、カカオ脂肪分(脂質)は1グラムで9キロカロリー。
砂糖がたくさん入ったミルクチョコレートよりもブラックチョコレートの方が高カロリーなのは、脂肪分がたくさん含まれているからなんですね。
では、それぞれのチョコレートのカロリーや栄養素を見てみましょう。
☆ブラックチョコレート(100gあたり)
- カロリー…572kcal
- たんぱく質…7.15g
- 脂質…37.5g
- 糖質…50g
- ポリフェノール…1,285mg
☆ミルクチョコレート(100gあたり)
- カロリー…553kcal
- たんぱく質…7.15g
- 脂質…33.9g
- 糖質…51.8g
- ポリフェノール…715mg
☆ホワイトチョコレート(100gあたり)
- カロリー…588kcal
- たんぱく質…7.2g
- 脂質…39.5g
- 糖質…50.3g
- ポリフェノール…0mg
カロリーだけをみるのなら、一番高カロリーなのはホワイトチョコレートということになります。
ですが、ホワイトチョコレートにはポリフェノールがほとんど含まれていません。
ホワイトチョコレートには、カカオ豆から脂肪分だけを抽出した”ココアバター”が使われているからです。
そのため、カカオ特有の苦みがなく、まろやかな口当たりになりますが、カカオポリフェノールはほとんど含まれていません。
カカオポリフェノールはたくさんの健康効果があります。
健康的にカロリーを摂取するためには、ただ高カロリーなだけのホワイトチョコレートではなく、カカオポリフェノールがたくさん含まれたブラックチョコレートの方がオススメです。
チョコレートは健康食品である!!
「ポリフェノールが健康に良い」という話は聞いたことがあると思います。
ポリフェノールは多くの食品に含まれていますが、とくにチョコレートに含まれるカカオポリフェノールは量が多いことで知られています。
ポリフェノールには強い抗酸化作用があり、たくさんの健康効果があるので、チョコレートは健康食品といってもいいかもしれません。
チョコレートが持つ健康効果を簡単に紹介します。
- 動脈硬化予防
- がんの発症を防ぐ
- 高血圧の改善
- 認知機能の向上
- 虫歯の予防
- 腸内環境改善
- 集中力アップ
- 気分を落ち着かせる
チョコレートには、ケーキやドーナツやスナック菓子といった甘いおやつよりも、砂糖(糖質)が少なくて脂質が多く含まれています。
ポリフェノール以外にも、ビタミンやミネラルだって含まれているので、何の栄養もないお菓子を食べるよりも遥かに健康的でしょう。
ハイカカオチョコレートがオススメ!?
チョコレートの中でもカカオマスが70%以上の割合で使われているチョコレートのことを「ハイカカオチョコレート」と呼んだりします。
ブラックチョコレートのカカオマス含有量は40%程度と言われているので、ブラックチョコレートよりももっと苦くて高カロリーということになりますね。
例えばカカオマス含有量が95%の「明治チョコレート効果95%」は、100gで603kcalです。
高カロリーで砂糖控えめな上、ポリフェノールはたくさん摂取できます。
とはいえ、めちゃくちゃ苦い!!
なので、おやつとして食べるのなら、カカオマス含有量70%くらいのハイカカオチョコレートがオススメ。
食後、仕事の合間、ちょっとした空き時間に、エネルギー補給のためにハイカカオチョコレートをおやつとして食べる。そうすれば健康的に太ることができるのではないでしょうか。