寝る前にバナナをたった1本食べる。
たったそれだけで、しっかりとカロリーが摂取でき、痩せ体型を改善することができます。
その理由は、ただ高カロリーのバナナを食べるからというだけではありません。
寝る前にバナナを食べるのがオススメな3つの理由を紹介します。
寝る前にバナナがオススメな3つの理由
バナナには栄養たっぷり!
バナナは栄養価が高くて消化吸収もよい、最高のフルーツのひとつです。
バナナ中1本(100g)あたりの栄養価
- エネルギー:86kcal
- たんぱく質:1.1g
- 脂質:0.2g
- 糖質:21.4g
- 食物繊維:1.1g
- カリウム:360mg
- カルシウム:6mg
- 鉄:0.3mg
- 亜鉛:0.2mg
- 葉酸:26mg
- ビタミンC:16mg
- トリプトファン:10mg
このバナナの栄養価を見ればわかる通り、ビタミンやミネラルも含んでいて、しかもしっかりとカロリーを摂取できます。
特筆すべき栄養素は2つ。
糖質とトリプトファンです。
糖質は脂質やたんぱく質にくらべて消化吸収のスピードが圧倒的に早く、太るのに最適な栄養素。
バナナには100gに対して20g以上の糖質が含まれています。
また、トリプトファンも注目です。
トリプトファンは脳内伝達物質セロトニンの材料となる重要な栄養素。セロトニンは気持ちを落ち着け、ぐっすりと眠るサポートをしてくれます。
眠る前にバナナを食べると、太れる+安眠効果もあるんですね。
消化吸収がすごく良い!
夜眠る前に食べると太る、なんて話を聞いたことがあるでしょう。
これはホントの話で、体内の時計遺伝子というものが作用することで、22時以降に摂取した栄養素は脂肪細胞にかわりやすいといわれています。
ですが、太りたいからと言って眠る前に肉や野菜などを大量に食べるとどうなるか?
胃腸が消化吸収を活発に行うので、食べた後にすぐ寝ても安眠することはできません。
朝起きてもしっかりと眠れた気になれず、翌日は1日中ぼ~っとして過ごすハメになるでしょう。
その点、バナナは柔らかくて消化吸収が抜群に良いので、たとえ眠る前に食べても胃腸に負担を与えません。なので、睡眠の質を低下させることもなく、安心して食べられます。
先ほど紹介したように、トリプトファンが含まれているため、むしろ睡眠の質が良くなるくらいです。
しっかりとカロリーを摂取できるバナナは、寝る前に食べるのに最適なフルーツなんですね。
お手頃価格で食べやすい!
バナナは1年中販売していますし、他のフルーツと比べてもそれほど高くありません。
しかも1本1本皮をむいて食べることができるので、お手軽で寝る前でも食べやすい!
夜寝る前に皮をむいて、包丁でカットして…なんてめんどくさくてできません。
ですが、バナナであればひょいっと手に取って皮をむいてパクリ!
1本程度ならテレビでニュースを観ながらでも、雑誌を読みながらでも、ものの数分で食べることができます。剥いた皮もゴミ箱にポイっと捨てるだけ。
太るために寝る前に軽食を摂るのは太るためにオススメですが、軽食となるとなかなか容易に手間がかかるもの。
ですが、バナナであれば簡単に食べることができます。
この手軽さが寝る前バナナのもっともオススメな点です。
カロリー摂取を継続しなければ、体重は増えていきません。努力してたくさん食べるのも、辛ければ辛いほど長続きしないでしょう。
安くて簡単な「寝る前バナナ」であれば、継続して続けられるのではないでしょうか。
バナナがもつさらなる健康効果
バナナは消化吸収がよく、カロリー摂取に適していますが、それ以外にもたくさんの健康効果があります。
①高血圧予防
バナナにはカリウムが多く含まれているので、体内の塩分を輩出して高血圧の改善や予防につながります。
むくみを解消する効果も期待できますね。
②便秘解消
バナナには食物繊維が豊富で整腸作用が期待できます。
夜寝る前に食べれば、翌朝にスッキリと”出る”かもしれません。
③ビタミンB6が豊富
バナナにはたんぱく質の代謝に必要不可欠なビタミンB6が豊富に含まれています。なんと、バナナ1本に1日の必要量の3分の1も含まれているとか。
特に肉や魚などのたんぱく質をたくさん食べた日には、積極的に食べたいですね。
寝る前バナナを3か月続けると…
眠っていると、当然ながら消費カロリーはゼロ。
寝る前にバナナを食べれば、摂取したカロリーはそのまま体内に取り込まれます。
朝食や昼食に比べても、断然太りやすいでしょう。
もし中くらいの大きさのバナナを毎日寝る前に1本食べたとすると、いつもより余分に86kcal摂取できることになります。
この摂取カロリーを計算すると、だいたい3か月で体重が1キロくらい増える計算になります。
「そんなものか」と思うかもしれませんが、バナナは1本食べるだけで、確実に、健康的に太れるとしたら、悪くない選択肢なのではないでしょうか。
胃腸が弱い方でも安全に実践できるのもオススメなポイントです。
オススメは表面に少し黒い斑点ができるくらい熟したバナナ。
熟したバナナは含まれる酵素が凄まじく増えています。
酵素は食べ物の消化吸収にも重要な役割を持っているので、寝る前バナナで酵素を補給できれば、睡眠中の体内活動を効果的にサポートしてくれます。
健康のために、痩せたガリガリ体型を改善するためにも、寝る前バナナを実践してみましょう!!