しっかり食べても太ることができない!!
その原因は色々と考えられますが、もしかしたら”冷えたごはんを食べているから”かもしれません。
冷めたごはんを食べるとなぜ太ることができないのか?その理由を紹介します。
冷えたごはんを食べない方が良い理由
しっかりと食べているのに太れない大きな要因の一つに、消化器官の活動低下が考えられます。
食べても胃や腸で栄養素をちゃんと吸収できないまま、体外に排泄されてしまう。その結果、しっかり食べているにも関わらずカロリー摂取量も下がってしまい、ちゃんと体重が増えない。
消化器官の活動が悪くなる原因は、「生まれつきの体質」であったり「過度のストレス」であったり「不規則な生活」であったりさまざま。特にストレスは意外なほど早く消化器官に悪影響を及ぼすので注意が必要です。
もし胃腸の機能が低下している場合は、暴飲暴食で負担を与えるのは控えるべき。そして基本的には消化に良い食べ物を食べるべきです。
そこで、先ほどの冷えたごはんの話になります。
実は、冷えたごはんはでんぷんの構造が変化してしまい、とても消化しにくくなってしまうのです。
ごはんは炊き立ての温かい状態だと、柔らかくて甘みもあり、食物繊維があるものの基本的にとても消化が良い食べ物です。
ですが、炊き立てのごはんが冷めていくと…その過程においてレジスタントスターチという難消化性でんぷんを作り出します。
レジスタントは「消化できない」という意味で、スターチは「でんぷん」という意味です。
でんぷんがレジスタントスターチ化すると、カロリーが約半分程度しか吸収されなくなってしまいます。
せっかくごはん一膳を食べたのに、その摂取カロリーが半分以下になってしまったらもったいないですよね。
ごはんは温めて食べよう!!
ごはんは消化吸収をよくするためにも、ちゃんと温めてから食べましょう。
おむすびやお寿司は基本的に冷えた状態で食べることが多いので、太るには適していないってことになりますね。
また、ごはん以外にもパンや麺類、ジャガイモやサツマイモなどのでんぷんを多く含んだ食品も、基本的に温めて食べるのがオススメ。そうすることで、食べた食品のカロリーを効率的に摂取することができます。
特に気温が高くなる夏場なんかは、冷えた状態の食べ物を食べる機会が多くなります。
たとえ暑くても、食べ物はしっかりと温かい状態にして食べる方が、消化吸収が良くなって太れるんですね。