皮下脂肪の付け方や、健康的に太る方法をわかりやすく紹介します。

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なぜあなたは食べても太らないのか?

食事ではなく"環境"を変えて太りやすくなる方法

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痩せている人がしっかりと太るにはたくさん食べるのが大事。

誰もがそう考えるでしょうが、「痩せの大食い」という言葉があるように、たくさん食べても太れない体質の人もいます。

食事内容や体質以外に、自分が置かれている「環境」も太りやすい、痩せやすいといった体型に影響を与えています。

シンプルに食べる量だけがその人の体型を決めているわけではありません。

今回は食事の内容や体質ではなく、「環境」の影響にスポットを当ててみます。

より太りやすい環境とは何なのでしょうか?

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寒い環境のマウスが痩せやすくなる理由とは?

寒い環境に置かれたマウスは脂肪が燃えやすい体質に変わる、そんな研究結果を東京大学や東北大の研究チームが明らかにし、イギリスの科学誌「ネイチャーコミュニケーションズ」に発表しました。

マウスや人間の体には、もともと「白色」と「褐色」の2種類の脂肪細胞がある。褐色は寒いときに熱を生み出し、低体温症になるのを防ぐ。白色は体内の余分なエネルギーを蓄えておき、運動時に筋肉を動かすエネルギーを供給するが、熱を生み出す役割はない。ただ、寒い環境に長くいると白色が褐色に似た性質の「ベージュ脂肪細胞」に変化し、脂肪が燃えやすい体質に変わることが知られている。

研究チームによると、気温4度でマウスを1週間飼い続けたところ、白色の脂肪細胞内で特定の酵素がスイッチ役として働き、脂肪の燃焼に関わる遺伝子の働きが活発になることが判明した。白色がベージュに変わり、脂肪が燃えやすくなることを裏付けたという。

参照元:燃えやすい体脂肪に変える「スイッチ」 東大・東北大、マウスで酵素特定(朝日新聞)

マウスの実験によると、寒い環境に置かれたマウスは白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化し、脂肪が燃えやすい体質に変化することがわかりました。

つまり、カロリー消費しやすい”痩せやすい体質”になるということですね。

逆に暖かい環境に置かれたマウスは、白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化せず、脂肪が燃えやすい体質になると考えられます。

 

寒い環境に置かれると、なんとなく寒さに強くなるために脂肪を蓄えて太る…そんなイメージがありますが、実際はそうでもないようですね。

もちろん寒い冬の前にたくさん食べて脂肪を蓄えるのが恒温動物の基本ですが、脂肪それ自体もカロリーを消費して熱を生み出すように変化し、寒い気候に耐えられるように適応するようです。

動物ってスゴイ!!

 

先ほどの記事では白色脂肪細胞とか褐色脂肪細胞といったワードが出てきましたが、初耳の人も多いと思います。

そもそも脂肪細胞には、白色脂肪細胞、褐色脂肪細胞、ベージュ脂肪細胞の3種類があるのですが、それぞれの脂肪細胞の特徴を簡単に紹介します。

白色脂肪細胞の特徴

白色脂肪細胞はカロリーをため込む役割を持った、脂肪細胞です。私たちがイメージする脂肪は、この白色脂肪細胞のことを指します。

皮下脂肪やお腹周りの内臓脂肪も、その殆どが白色脂肪細

食べ物から取り込んだ糖質や脂質からエネルギーをたくわけ、運動したりお腹がすいた状態の時に分解されエネルギーを供給します。

女性ホルモンの分泌を促す作用なんかもあります。

食べ過ぎで太るのも白色脂肪細胞が増えすぎるから。白色脂肪細胞が増えすぎると、成人病のリスクを上げてしまうので注意が必要です。

ダイエットしたい人は白色脂肪細胞を減らすことが大切ですし、太りたい人は白色脂肪細胞を増やすことが大切なんですね。

褐色脂肪細胞の特徴

白色脂肪細胞はエネルギーを貯めることができますが、褐色脂肪細胞はエネルギーを消費して熱を生み出す機能を持った脂肪細胞。

白色脂肪細胞は白い色をしていますが、褐色脂肪細胞は鉄分を多く含んでいて、実際に褐色に見えるのが特徴です。

システム白色脂肪細胞とは違い、身体の中でも特に首回り、肩甲骨の間、わきの下、心臓や腎臓の周りなど、特定の部位に多く存在します。

そのカロリー消費能力は筋肉の何十倍もあるといわれており、体質的に褐色脂肪細胞が多い人は普段の生活の中でも消費カロリーが多くて太りにくい体質となるでしょう。

褐色脂肪細胞の数は子どもの頃に多く、加齢と共に少なくなっていきます。カロリー消費能力の高い褐色脂肪細胞の減少が、いわゆる”中年太り”の原因のひとつともいわれています。

ベージュ脂肪細胞の特徴

ベージュ脂肪細胞は白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の中間のような働きをする細胞。

もともとベージュ脂肪細胞があるというわけではなく、環境などの影響で白色脂肪細胞が変化して作られます。ベージュ脂肪細胞には褐色脂肪細胞と同様にカロリーを消費して熱を生み出す働きがあります。

体内でカロリーを消費するといえば筋肉!というイメージがありますが、褐色脂肪細胞に加えてベージュ脂肪細胞もカロリーを消費するんですね。

 

白色脂肪細胞はエネルギーを消費して熱を生み出すことができません。白色脂肪細胞による保温だけでは急激な気温の低下に対応できない場合、寒さに対応するためベージュ脂肪細胞が作られると考えられています。

もともと寒い環境でベージュ脂肪細胞が増えることは知られていましたが、今回の研究発表では白色脂肪細胞内の”酵素”の働きによって遺伝子が活性化し、ベージュ脂肪細胞に変化することが確かめられたようです。

 

痩せていて太りたい場合は、褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞の数を減らし、白色脂肪細胞を増やす必要があるわけです。

健康的に太るために最適の環境とは?

しっかりと太るために最適なのは温かい環境です。

もし寒い環境だったとしても、身体を冷やさずに温めることが重要

寒いのに暖房をつけずに寒い部屋で生活していたり、冬なのに薄着で外に出かけたりしていると、体内の白色脂肪細胞がベージュ脂肪細胞に変化してしまいます。そうなると、消費カロリーが増加して太りにくい体質になってしまうでしょう。

寒いときはしっかりと暖房して部屋を暖かく保つ。腹巻やコートなどでしっかりと防寒する。足先が冷えないように靴下を履いたり、首が冷えないようにマフラーを巻いたりする。

このような防寒対策を取り、身体を冷やさないことがとても大切なのです。

 

南の国に住んでいる人たちって、太っている割合が多いですよね。

暑いから汗をかくし消費カロリーが多くなって痩せる…のではなく、暖かいから脂肪が燃焼されずに太りやすくなるのです。逆に寒い国の人はシュッとして痩せている人が多い。

お国柄を見ればわかるように、環境というのは自分が思っている以上に体型に影響を与えるようです。

食べても食べても太らない…そんな悩みの原因は、ひょっとしたら褐色脂肪細胞やベージュ脂肪細胞が多すぎるからかもしれません。

もし「寒いのは全然平気なんだよね!」なんて、冬でもまったく暖房を使っていないような生活を送っているのなら注意が必要です。先ほど紹介した実験はマウスのものですが、人間も寒いとベージュ脂肪細胞は増えると考えられています。

 

痩せていてしっかりと体重を増やしたいのなら、無理に食事量を増やすよりも、まずはしっかりと身体を温めるのを心がけるのが大切なのではないでしょうか。

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