健康的に太る基礎知識

[保存版]実践的な体重を増やして太る7つの方法

世の中にはダイエットの情報が溢れ、「ダイエットしたい!」という悩みを持った人がたくさんいますが、痩せたガリガリ体型が嫌で「太りたい!」と深刻に思っている人も少なからず存在します。

ですが、痩せ体質の方がただやみくもにたくさん食べたからといって、簡単に体重が増えるわけではありません。

人間には生命維持のための基礎代謝がありますし、食べたものがすべて消化吸収されるわけではないからです。

そこで、体重を増やすために参考となる7つの実践的な方法を紹介します。

…といっても何かをたくさん食べるとか、毎日運動するとか、そういったものではなく、普段の生活の中で簡単にできるちょっとした太るためのコツです。

これらを毎日実践すれば、少しずつ、でも確実に体重を増やしていくことができるでしょう。

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しっかりと太るために大切な7つのポイント

普通に食べているつもりでも太ることができず、ガリガリ体型になってしまう原因とは何なのでしょうか?

確かに生まれつきの体質も少しは関係してくると思いますが、その原因の多くは日常生活の中にあります。

そこで、普通に生活していてもしっかりと太るための7つのコツを紹介します。

①食事の前に水を飲まない

食事の前に水を飲むのはダイエットには有効かもしれませんが、太りたいと思っているのならやめた方がいいでしょう。

食事の前に胃袋が水で満たされてしまい、たくさん食べることができなくなってしまいます。

少しくらい水を飲んだからいって胃液が薄まるということはありませんが、消化吸収機能を低下させてしまう可能性もあります。

また、特に夏場に注意して欲しいのが、食事の前にキンキンに冷えた水を飲むこと。

冷たすぎる水は胃や内臓を急激に冷やす作用があり、消化吸収や下痢の原因になります。

もし食前にどうしても水を飲みたいのなら、身体への負担が少ない白湯を少量飲む程度にしておきましょう。

食事の前後に冷たい水を飲み過ぎると、消化機能の低下を招くので水は飲み過ぎないようにしよう!

おすすめ記事:胃もたれ・痩せすぎの予防に!食後に飲むと消化吸収を助けてくれる飲み物は?

②食事回数を増やす

痩せている根本的な原因は「食事量が少ない」ということにあります。

痩せすぎの悩みを抱えている人の多くは「ちゃんと食べているけど太れない」と思っているかもしれませんが、それは「ちゃんと食べたつもりになっている」だけです。

他の人の食事量と比べると圧倒的に量が少ないばかりか、基本的にに食事に興味がないので平気で昼食や夕食を抜いてしまい、それでも平気で生活しています。

これじゃあ、頑張って食べても太ることはできません。

 

オススメの対策は、食事の回数を意識して増やすこと。

 

太るためにお昼や夕食をたくさん食べることは、もちろん有効ですが、一度に食べられる量には限界があります。

特に痩せ体質の方は、食事の量が普通の人に比べて少なく、すぐにお腹いっぱいになってしまいがち。

無理に食事量を増やすのではなく、食事の回数を増やす努力をしましょう。

 

「お腹が空いたなぁ」と感じるということは、身体なかのエネルギーが空っぽの状態です。この状態で活動をし続けると、筋肉や脂肪がどんどん減っていってしまいます。

こまめにカロリーを摂取することで、活動による筋肉や脂肪の減少を防ぐとともに、1日トータルの摂取カロリーも増やすことができるでしょう。

例えば仕事が忙しくて3食以外に食べる時間がないという場合でも、3時のおやつ夜寝る前の軽食を摂るだけで随分違ってくると思います。(夜寝る前はガッツリ食べると睡眠の質を下げるので、消化吸収の良い食べ物をメインにしましょう)

食事の回数を増やせば、無理なくたくさんのカロリーを摂取できる!!

おすすめ記事:健康的に太るためのおやつの選び方は?

③栄養のある飲み物を飲む

あなたはちょっとした休憩の時間に、どんな飲み物を飲んでいるでしょうか?

多くの方がコーヒーや紅茶なんかを楽しんでいると思います。

確かにこれらの飲み物は美味しいですし、リラックス効果もあります。ですがカロリーや栄養の観点から見ると、少し頼りない感じがします。

 

オススメはしっかりとたんぱく質が摂取できる牛乳豆乳です。もしコーヒーや紅茶を飲むのなら、ミルクや豆乳を入れて楽しむのもよいと思います。

野菜ジュース果汁100%のジュースも良いですね。食物繊維やビタミン・ミネラルが補給できるでしょう。

ただし、カロリーだけは多くて栄養の少ない清涼飲料水はダメ!!コーラなどの炭酸飲料はあまり飲まないようにしましょう。

太るのにオススメの飲み物は牛乳、豆乳、野菜ジュースやフルーツジュースなど。お茶、紅茶、コーヒー、清涼飲料水はNG!!

④太るためのサプリメントを活用する

フランスでは痩せすぎのファッションモデルを起用しないような運動が盛んに行われています。

特に先進国では過度の痩せ体型による精神的、肉体的な悪影響が問題となっています。

現代の日本の若い女性は世界的に見ても痩せている傾向が強く、戦前の栄養状態の悪い時代よりも痩せていると言われています。

そんな「痩せていることへの問題意識」が強まってきた昨今、今までにない「太るためのサプリメント」がたくさん発売されてきています。

牛乳に溶かして飲むだけで消化吸収の良い栄養素が摂取できるフトレマックス、ペースト状で食べやすいプッチェなど、いろんな太るサプリメントが販売されています。

 

手軽に高カロリーを摂取できたり、胃腸の調子を整えて栄養をしっかりと消化吸収できるようにしたり、いろんなアプローチで太りたい人をサポートしてくれます。

このような「太るためのサプリメント」を活用するのも、体重を増やすためには有効と考えられます。

太るサプリメントは体重を増やすために有効!上手に利用しよう

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⑤大きなお皿を使う

シンプルだけどとても効果的なのがこれ、大きなお皿を使って食事をすると言う工夫です。

特に女性は小さなお椀を使ってご飯を食べたりしていると思いますが、これをどんぶりに変えるだけでも、自然と食事量が増えます。

だって、お椀に山盛りの量のご飯をどんぶりによそっても、ほんの少しにしか見えませんから。

”見た目”というのは食欲に対してかなりダイレクトに影響を与えます。

「少ないなあ」と思っている方が、よりたくさん食べれるのです。

ご飯も、お味噌汁も、おかずも、コップも、今まで使っていたものよりも一回り大きいものを使う。これだけで無理なく簡単に食事量が増えるでしょう。

たくさん食べるためにも、大きなお皿を使って食事をしよう!

⑥野菜(食物繊維)は最後に食べる

しっかりと栄養を吸収するには、野菜(食物繊維)を最後に食べるのがオススメです。

まずは、ご飯や肉・魚などのメインディシュを食べましょう。

最初に野菜を食べると、胃腸の中で消化できない食物繊維が溜まり、簡単に満腹感を感じてしまいます。また、消化吸収の効率も低下させてしまうでしょう。

まず最初に何を食べた方がいいのか?そんな順番は特に気にしなくていいのですが、野菜は最後に食べるようにしましょう。

 

ただし、「太るためには野菜は食べない方がいい」という話ではないので注意。

野菜はビタミンやミネラルが豊富ですし、食物繊維は腸内細菌のエサになり腸内フローラをより良いものにしてくれます。生野菜には新鮮な酵素がたくさん含まれているので、消化吸収をサポートしてくれるでしょう。

ただ食べる順番を工夫する、それだけでやみくもに食べるより効率的に栄養を摂取できるでしょう。

野菜の食物繊維は消化吸収を遅らせるので、食事の最後の方で食べよう!

⑦しっかりと休息や睡眠をとる

しっかりと食べた後には、しっかりと休むのが大切です。

食べた直後に運動したり、活発に活動を開始すると、全身の筋肉や脳の血流がよくなります。その結果、胃や腸などの消化器官の血流が低下してしまうのです。

そうなると、食べ物の消化吸収が思うように進まず、胃もたれや消化不良の原因になってしまうでしょう。

食後はできるならちょっと横になって食休みをすることで、しっかりと栄養を消化することができます。

 

また、夜にぐっすりと眠ることも、体重を増やすために重要な意味を持っています。

睡眠中、特に入眠後の3時間は、成長ホルモンがたくさん分泌される時間帯です。成長ホルモンは傷ついた細胞を補修し、私たちの血肉を作る作用を持っています。

しっかりと眠ることで、筋肉が強く大きくなり、体重が増えていくのです。

慢性的に睡眠不足の状態が続くと、食欲もなくなるし、胃腸の調子も悪くなるし、健康的に太ることは難しいでしょう。

食後すぐに動くと消化吸収を阻害するので、ちゃんと太るために食休みを取ろう!

簡単にできる太る方法まとめ

では、しっかりと太るための7つの方法をまとめてみましょう。

  1. 食前に水を飲まない
  2. 食事回数を増やす
  3. 栄養のある飲み物を飲む
  4. 太るサプリメントを使う
  5. 大きなお皿を使う
  6. 野菜を最後に食べる
  7. 休息や睡眠をしっかりとる

今回紹介した7つの太る方法は、「太るために高カロリーの食べ物をたくさん食べる」とか「毎日運動をして筋肉をつける」とか「○○という食べものを毎日食べる」といった、実践するのに骨の折れるような方法ではありません。

日常生活の中で無理なく実践できる、比較的簡単ものばかりだと思います。

とはいえ、継続するのはやっぱり難しいもの。

痩せていてガリガリの体型を、ふっくらとした健康的な体型に変化させるには、最低でも1年以上は努力し続ける必要があるでしょう。

 

食生活や生活習慣を見直しつつ、今回紹介した7つ方法を試せば、「とにかくたくさん食べてる太る!」なんて方法を選ぶことなく、健康的に体重を増やすことができるのではないでしょうか。

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